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地域総研アソシエ活動レポート

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 地域総研アソシエ(地総研)は、2015年、淡路地域などで活動する地域自主団体と労働組合、協同会館アソシエなどが集まり設立されました。地域の公共性の高い分野を自主的に担う地域住民への支援と、地域コミュニティーの再生に向け活動を展開。共生共同の人権社会の表現を目標としています。

 活動は幅広く、地域団体の連携や情報共有の促進にはじまり、学童保育・青少年育成活動・高齢者の自主的組織への支援や助成などを行っています。

 2017年度からは、淡路地域で活発に活動する幾つかの自主団体と共同事業を行うなど、地域社会にその存在をしっかりと根ざし、親しまれる団体へと成長しています。

 本年度は、青少年育成と高齢者の自主活動の支援というこれまでの活動テーマの二本柱に加え、〝地域社会に人々が気軽に集まり交流できる「地域のより場」づくりへ〟のチャレンジが加わりました。

 この試みは、将来的にはシェアリング事業へと発展させていくという狙いが込められています。

 地域の放棄地や空き家、商店街の空き店舗など既存のインフラの活用で既存インフラのシェアリングや、小規模事業同士や個人と個人を仲介して協業・協同を促し、それを促進させます。これからの定常型社会のなかで既存インフラの活用を通じ、地域コミュニティーの再生と活性化を目指していくというものです。

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 いま西淡路地域(東淀川区淡路)で、社会福祉法人ノーマライゼーション協会の「障がい者センター翔館」(翔館)の中庭整備事業(翔館中庭プロジェクト)が話題を呼んでいます。

 この翔館中庭プロジェクトは、ノーマライゼーション協会や、主に淡路地域で青少年育成活動を取り組むNPO法人JUMPをはじめとする地域の自主団体数団体と近畿大学建築学科の学生数名、地域総研アソシエ(地総研)などによるコラボレーション事業です。翔館の中庭の整備が滞っていたのをJUMP理事長が目にしたことが契機。「JUMPが主催で行われるチューリップ祭りのような中庭に再興したい」という理事長の思いに、地域の有志や自主団体、近畿大学建築学科の学生、そして地総研などが共感し、スタートしたものです。

 目的は、地域の人々が気軽に交流できる場所をつくり、西淡路地域の地域コミュニティを再生すること。今年で三年目を迎えようとしています。

 JUMP理事長が座長に座り、近畿大学建築学科の学生が中庭の全容の構図を描いて、それを街の建築家がサポート。地域総研は、グリーンコンクリートの施工などで協力し、プロジェクト参加者全員が整備作業に汗をかくという連携で翔館中庭プロジェクトを進めています。

 ★地域の人が気軽に交流できる場所に★

 この2月、景観で課題となっていた翔館の空調を担う巨大室外機を囲うポーラスコンクリートブロック塀(ポラコン塀)の施工が終わりました。翔館中庭プロジェクトは最終段階に差し掛かっています。

 このポラコン塀は景観の改良だけでなく、ポーラスコンクリートの透水性、貯水性、揚水性などの特性を生かし、夏期の中庭の温度上昇の抑制、また、塀の壁面に植栽を施しコンクリート構造物の緑化およびポーラスコンクリートを使った植物の栽培等の実証実験などにも使われる予定です。

 今年の4月には、再興された翔館の中庭で、地域住民たちが集うお祭りの開催が予定されています。


  【 くさり3月号より 】


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